戦翼のシグルドリーヴァ9話

戦翼のシグルドリーヴァ 第9話「館山故郷奪還戦!」
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 戦闘機乗りってシールド隊だけじゃなかったのか……。そんな感じで9話です。

 今回の話のメインは3つ。ミコちゃん達館山奪還組の戦い。アズズちゃん達真相探索隊の攻防。そしてソノカちゃんの復活。個人的には巨大ピラー内部での戦闘が格好良かったかな。今までで一番迫力がありましたね。

 ただ……正直な感想を言うと、今回は全体的に乗り切れませんでした。なんというか、台詞回しや演出があまりにも狙いすぎていて……登場人物達は盛り上がってるけど、見ている方は冷めていく、そんな感覚になりました。たぶん、クサイ台詞をこれでもかってくらいに連発していたのが合わなかったのかも。

 や、(7、8話でも感じてはいましたが)ハリウッド映画みたいなノリをやりたいんだろうなぁ、というのはわかるんですけどね。ただ、9話本編のキャラクター達が皆そのノリで動いているので、何とも言えない「わざとらしさ」が目についてしまったというか……やりすぎてちょっとギャグみたいなノリになっていた気がします。……お守りのシーンとか、3回も繰り返す必要あったのかな。

 とまあ、それはともかく。いよいよオーディンの本質が見えはじめてきた感じですね。「私たちは滅んでなどいないんだ」という台詞が意味深です。単純に自分達の存在を誇示したいだけならば、現状で既に叶ってる気はするけど……? その目的が気になります。

 今回はこの辺で。正直なところ、6話以降のノリが合わなくなってきてるので、10話の内容によっては感想が止まるかもしれません。一応ご了承ください。