ラブライブ!虹ヶ咲学園10話

ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第10話「夏、はじまる。」
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 セツナちゃんは親になんて説明して合宿に来たのだろう……(笑)。そんな感じで10話です。

 今回はラブライブ伝統(?)の合宿回。とりあえずセツナちゃんが色々と飛ばしてましたね。まさか独創料理の使い手だったとは(笑)。しかも、リナリーちゃんに味見をさせるシーン。何気にスプーンを自分で持っているという、リナリーちゃんにとって逃げ場なしな展開でちょっと笑ってしまった。あと、ユウちゃんの全肯定がついに味覚にまで影響を……と思ったのは自分だけじゃないはず。さりげなくフォローするカナタ先輩がナイスでしたね。にしても、この学園、何でもあるな……(笑)。

 他のシーンだと、1年生トリオのお化けドッキリが面白かったですね。ほんと、仲良しになったなぁ。てか、しずくちゃんのメイクの本気度がヤバイですね。や、仮にも美少女が(アニメで)見せていい姿なのだろうか……。肝心のドッキリは3年生組の方が上手でしたね。きっと愛さんがリークしたんだろうなー(笑)。皆でセツナちゃんに怒られるオチも良かった。

 今回はユウちゃんの掘り下げ回でもありましたね。視聴者としてはサプライズで歌う展開もあるんじゃ……と思っていたのだけど、ここまでの話からするとユウちゃんはあくまで「アイドルじゃない側」を貫く感じかな。アイドルじゃない自分が出来ることを、そして「自分の大好き」を見つける事──それがユウちゃんのテーマになりそうですね。

 音楽室でユウちゃんとセツナちゃんの掛け合い。ステージに立つ側じゃなくて、ステージを見る側の視点に言及されていたのが良かったですね。これもまたアイドルじゃないユウちゃんならではと言えそうです。あと、お礼を言われて照れる姿が新鮮でしたね。かわいい。

 一方、セツナちゃんとユウちゃんのイチャイチャ(笑)を目撃して心穏やかでいられない歩夢ちゃん。いや、前々から「お?これは……」となる描写は散見されてましたが、この流れは本筋に関わってきそうな気配ですね。同時に、こちらが思っていたより「根が深い」問題な気もします。

 ずっとユウちゃんと一緒だった日常。「二人だけの世界」だった日常が、ユウちゃんが周りに目を向けた事で変化していく──歩夢ちゃんの感情を推し量るのは難しいけれど、ユウちゃんへの独占欲や嫉妬、あるいは寂しさとか(自分から離れていってしまうかもしれない)恐怖等色々と複雑なんだろうなぁ、とは思う。しかも、ユウちゃんが外に目を向けるキッカケは、自身が勇気を出した事から始まってますしね……。いやー、これどうやって解決していくんだろう。凄く気になります。

 長くなってきたのでこの辺で。同好会としての大きな目標が決まりつつ、次は歩夢ちゃんとユウちゃんの関係にスポットが当たりそうですね。どうなるのか、次も楽しみです。 

 おまけ……「22点でニャンニャン。かわいいじゃん」しずくちゃんの台詞。あざとい、そしてかわいい(笑)。でもまあ、カスミンに遠慮なくこういう事を言えるようになったのは、8話があったからと言えそうですね。

 おまけ2……エマちゃん達がピザを食べるのを手を組んで見守ってるカナタ先輩がなんだかとっても乙女だった。てか、生地からピザ作るってすごいな(笑)。

 おまけ3……これまた伝統の枕投げ。とある人を連想するセツナちゃんの高速まくらに笑った。良く聞くと必殺技っぽい名前を言ってるような……。

 おまけ4……カリン先輩の「ユウ」呼び。普段「ちゃん」「先輩」「さん」ばかりなのでちょっと新鮮でした。