戦翼のシグルドリーヴァ6話

戦翼のシグルドリーヴァ 第6話「富士ピラー攻略戦!」
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 広報誌がアレな時点で館山以外の男連中も似たような人達なんじゃ……^^; そんな感じで6話です。

 てっきり最初から決戦になるのかと思ったらインターバルだったというか……割とのんびりな始まりでしたね。身構えていた分、やや少子抜けした感もあったり^^;

 というわけで、1話でも登場したクラウの元同僚達が登場。リズベットがアズズちゃんと重なるのはきっと気のせいではないはず(笑)。いやー、なんともわかりやすい反応です。レイリーとの相棒感も良かった。同時に、そんな二人の驚きようから、どれだけクラウが変化したかがわかりますね。まあ、最近は完全に馴染んていたもんなぁ。

 今回は他のワルキューレ達も登場。個人的には躍る女神ことラサ姉さん21歳が気になる(笑)。あと、メイドさんは相性が「メイド」というくらいだから、やっぱりその格好のまま戦闘機に乗り込むのかな……^^; そういえばOPに出ていた二人組も登場してましたね。OPでピックアップされてるという事は、今後色々と活躍がありそう? 青い髪の子が(OPで)釣り目+無表情だったので不愛想系かと勝手に期待してたのだけど、今回の描写を見ると普通に微笑んでましたね。うん、少し残念(笑)。

 OPといえば軍の指揮官・オキタ少将も登場。彼の熱の籠った演説は──ごめんなさい、実はちょっと笑ってしまいました^^; や、凄く真面目なのはわかるんですけどね。なんというか、こう……不意打ちすぎたというか……。

 少将に続いてオーディンも登場。味方を鼓舞する姿はさすがに神をなのるだけはありましたね。ただ、あの場面で戦死したオルトリンデの姿を映すのは、士気をあげるためとはいえ悪趣味だよなぁ。

 ちなみに……5話の感想で書いた「実はミコちゃんはオーディンと面識ないんじゃ?」みたいな話は、全然そんな事なかったですね^^; ミコちゃん、めちゃくちゃノリノリだった(笑)。

 ソノカちゃんと姉御のすれ違いの原因も判明……なのかな? や、実はちょっと理解しきれない部分もあって。まず事実を整理すると2年前、姉御ともう一人のワルキューレ・ジングウジ(おそらく写真に写ってるおさげの子)が作戦中にロスト。と、同時にソノカちゃんを戦いに出したくなかった姉御は、事前にソノカちゃんの機体に細工をしていた、と。

 姉御の細工をソノカちゃんが知らなかったことを見ると、5話でソノカちゃんが怒っていたのは生きていたのに2年もの間連絡をよこさなかったからっぽいですね。だからこそ5話はどこか拗ねた感じだったのかなと。また、どう接していいかわからなかっというのもありそうです。5話 の「アブラボウズ」の件で、クラウにその内容を教えなかったことを「悪趣味」と言ったのは、その辺り(生きてたのに連絡をよこさなかった事)に係っていたのかな。

 で、そんな状態の中、さらに追い打ちをかけたのが今回で判明した「細工」だったと。たぶん、今のソノカちゃんの心情は、自分を頼りにしてくれなかった姉御への反発心が占めているんだと思う。思うんだけど……やっぱりちょっと分かりにくいなぁ、というのが正直な感想ですね。分かりにくいついでに書くと、最後の展開に出てきたマルス2が、2年前の回想で亡くなったジングウジ(おさげの子)のコードネームというのも、回想が短かったこともありやや混乱してました^^;

 とまあ、それはともかく。いよいよ始まった反抗作戦はなかなな緊張感があって良かったですね。とりわけラストの展開は色々と意味深です。神話はあんまり詳しくないけれど、オーディンとトールって敵対はしてなかったような……? なんにせよ、オーディン・ピラーどちらにも思惑はありそうですね。

 長くなってきたのでこの辺で。予告からすると次は撤退戦。シリアスな展開が続きそうですが果たしてどうなるか。できれば皆が無事で帰ってきてほしいけど……なんにせよ、次も楽しみです。

 おまけ……いくら優秀だと言っても12歳の子供に戦わせるのは、気が引けるよなぁ。なので、姉御の気持ちはわかる。と、同時に姉御が抱いたその感情は、大人組がワルキューレ達に向ける感情とたぶん同じなんだろうなぁ、と。

 おまけ2……広報誌の「オーディンに聞く今月映画何見る?」が気になる。オーディン、やっぱり割と生活を満喫してるのでは(笑)。