戦翼のシグルドリーヴァ5話

戦翼のシグルドリーヴァ 第5話「館山基地合流遊撃隊!」
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 いったい誰が作ったんだ、そのゲーム^^; そんな感じで5話です。

 今回は大きな作戦前のため回でしたね。ほんのりとおバカなノリがありつつも、基本的にはシリアスの雰囲気が出ていたかと。うん、個人的にはこのくらいの塩梅の方がいいかな。4話はちょっとはっちゃけすぎてた気がする^^; まあ、水着回の後に温泉回が来るとは思わなかったですが(笑)。

 新たなワルキューレ・アマツカヤヨイこと姉御が合流。ソノカちゃんとは色々あるみたいですね。ただ、わだかまりがある言うよりは、なんとなくだけどソノカちゃんの態度はどこか「いじけてる」ようにも見えました。後の司令とのやり取りもそうだけど、今回はソノカちゃんがまだ14歳の少女だというのを思わせる描写が多かった印象です。

 そういえばソノカちゃんの言う「お姉ちゃん」とは誰の事を指すんだろう。たぶん写真に写っていた黒髪の子が戦死したというオルトリンデだとは思うけど……彼女の事なのかな。それとも姉御を昔は「お姉ちゃん」と呼んでいたとか? どちらにせよ、知り合いだったオルトリンデの戦死から間もない(と思ってるのだけど、実際どうなんだろう)ソノカちゃんのメンタルは実は結構危うい気もしますね。

 と、それはともかく。今回はアズズちゃんにもスポットが。ミコちゃんが姉御の話題を出すたびにちょっとむくれるのが可愛かったですね。にやにやです(笑)。まあ、グイグイくるタイプは苦手そうだしなぁ。にしても、オーディンとの会い方がわからない中、勢いだけで突っ走るアズズちゃんはミコちゃんの事言えないよなあ^^;

 そのオーディンとアズズちゃんのやり取り。とりあえずオーディンの「私は大人気ないぞ」に笑った。いや、まあ、そうだとは思う(笑)。とはいえ、ちゃんとアズズちゃんを理解しているのはさすがでしたね。頭が良すぎて選択肢が多い、だからその分反応が遅れる、か。意外だったのは「自分の適性にあった場にいたほうが幸せになれる」という台詞。てっきりワルキューレの達に戦う事を求めているのかと思ったらそういう訳でもなさそう? てか、そもそもワルキューレってオーディンが自ら選んでるわけじゃないのかな。そのあたりちょっと気になります。

 気になるといえば……ミコちゃんの言う「オオジン様」って本当にあのオーディンの事なのかな。実は別人だったりするなんてことはない? や、というも、ここまで(作中で)「嫌われてる」を強調する理由はなんだろうと思って。神を名乗るモノが一人とは限らないので、案外ミコちゃんは別の神の加護を受けている可能性もあるんじゃないかな、と。まあ、実際はわかりませんが^^; 現時点ではあくまで妄想レベルですね(笑)。
 
 今回はこの辺で。色々と不穏な空気はあるけれどいよいよ反抗作戦が開始。どんな展開になるのか、次も楽しみです。 

 おまけ……ラストの展開。クラウと話をして元気を出すソノカちゃんと対照的に、どこか切なそうな表情の姉御が印象的です。

 おまけ2……「オソノ、ウチのためならなんにも言わなくていい。自分のためなら止めないぞ」アズズちゃんの台詞。ミコちゃんと形は違うけどちゃんと「見ているんだなぁ」と思わせるシーンでしたね。また、子供のように「うん」と返事をするソノカちゃんも印象的でした。

 おまけ3……今回の話を聞く限りアズズちゃんがミコちゃんと同じ基地になったのは志願したからなのかな。で、たぶんミコちゃんもそれを知っている、と。そりゃ、あんなニコニコ顔になるわけだ(笑)。