戦翼のシグルドリーヴァ1話

戦翼のシグルドリーヴァ 第1話「館山基地へようこそ!」
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 新規アニメ感想第1弾『戦翼のジグルドリーヴァ』です。いつも通り前情報はなし。

 これはなかなか面白そうですね。突如現れた謎の敵性存在ピラー。そのピラーを倒すために選ばれた少女達がプロペラ機に乗って活躍する物語、といった感じかな。

 とりあえず情報を整理。突如現れたピラーによって人類は攻撃を受ける。既存の攻撃では効果がなく手詰まりの状況に……。そんな時現れたのが神・オーディーンを自称する少年で、その少年の助力によって人類はピラーに対抗する力を得る──それがワルキューレと呼ばれる少女達だった、と。

 ……うん、きっと、ワルキューレ達がレシプロに乗ってる理由とかは考えちゃだめなんだろうなぁ(笑)。あと、ひとつ勘違いしていたのですが、あの光の柱を「ピラー」と呼ぶわけじゃないんですね。敵性存在そのものを「ピラー」と呼ぶと。

 にしても、オーディーンは色々ときな臭いですね。まだ1話だし何とも言えないけれど、下手をしたら一連の騒動がオーディーンによるマッチポンプの可能性も否定できないですしね。クラウに対する態度も現状だと良くわからないしなぁ。お気に入りらしいけど……? 「好きな子ほどいじめたい」みたいなアレなのかな^^;

 まあ、設定についてはこの辺で。正直な所を言うと最初の(日本の)3人娘が登場した辺りのシーンはあまり乗り切れなかった部分もあったりしました。ほぼ命令無視状態で、かと思ったらクラウの話はあっさり聞いたりと、ちょっと「我儘」さが目立っていたというか──それまでが割とシリアス寄りだったので急なギャップについていけなかったかな、と。

 ただ、それも基地について、改めて3人娘(や基地の人達)と交流してからは気にならなくなりましたね。個性的な基地のメンバーにちょっと翻弄され気味なクラウに笑った。3人娘についても、基地での掛け合いでそれぞれの魅力が見れた気がします。個人的にはアズズことアズちゃんが好きかも。なかなかのいじられキャラっぷりだった(笑)。もちろんそれだけじゅなくて、時折しっかりとした所を見せるのも良かったですね。
 
 戦闘シーンについても、それぞれの特徴がなんとなくわかる感じでしたね。印象的だったのはソノカちゃんかな。大人しそうな人が一番ヤバいというのはある意味で王道ですね(笑)。たぶん指令が言っていた地獄の云々はソノカちゃんの事だろうしなぁ。色々とありそうです。や、でもまあ、生身で刀振り回すのも大概ですが^^;

 とまあ、1話の感想はこの辺で。雰囲気からするとシリアス要素もありそうだけど……どういう展開になるのか、これからが楽しみです。

 おまけ……整備班長。中の人的にどうしてもあの作品が浮かぶのは仕方がない事ですね(笑)。

 おまけ2……自身のトラウマを気にするクラウに対して、アズちゃんがとった荒療治。実行したアズちゃんもだけど、ノリのいい仲間達の回答も良かった。一気に基地の人達が好きになりました。