ゾイドワイルドZERO40話

ゾイドワイルドZERO 第40話「復活のオメガレックス」
各話感想、タイトル一覧へはこちらから。
 ついにニュー〇イプみたいな事を言い出したぞ(笑)。そんな感じで40話です。

 新型対Bスーツの登場がここまで早いとは驚きましたね。まあ、ずっと本気で戦えないのももどかしいか。てか、久々登場のバーンも新型スーツになってるとは思うのだけど……あのオーダーメイドっぽいのを誰が用意したんだろう。気にしたらダメかな(笑)。

 とまあ、それはそうと。今回は何といっても、前話の予告で話題を持っていったアルドリッチですね。いや、てっきり「騙された形」で操られる展開かと思っていたのですが、まさかジャミンガに操られることを織り込み済みで自ら志願していたとは。ファングタイガーへの別れの言葉や、命をささげる覚悟等、アルドリッチなりの信念を感じさせます。なんだかんだで格好良かったです。

 アルドリッチの理想の帝国とは、要するに共和国を制して圧倒的な力を保持する帝国という事なのかな。ジェノスピノの件が上手くいけばその理想が叶えられたはずだった。だけど実際は失敗。しかもその失敗が(アルドリッチにとっては忌むべき)帝国と共和国の歩み寄りへと導いてしまった、と。なるほど……アルドリッチの理想が共和国との融和じゃない以上、真帝国につくのは必然だったんだろうなぁ。

 そういえばふと思った事が。いつだったかシーガルも言ってましたが、仮にジェノスピノの事件が成功していた場合、果たして帝国内部はどういう反応をしたのかな。たぶんだけど、その「成功」に乗るだろうなぁ。少なくとも利用はするはず。そう考えると帝国側もしたたかですよね(笑)。描写がないのでわからないけれど、帝国にも(共和国に対しての)穏健派と強硬派がいたのかも?

 復活したオメガレックス戦。相変わらずの迫力ですね。足元で叩くライガー達も格好良かった。あと個人的にはギレル少佐とジェイクの共闘が良かったですね。間違いなく空の2大エースだった。

 にしてもオメガレックス固いなぁ。前回はグラビティキャノン、今回はロングバスタ―キャノンと、ライガー達の通常兵装じゃ歯が立たない状態ですしね。おそらくもっと強いであろうラスボスにはどうやって対抗するんだろう。より強力な兵器を積むのか、あるいはライガーがさらなる進化をするのか、色々と気になります。

 ラストはバズが持ち逃げしようとしていた弾頭を使ってオメガレックスを撃退。皆のバズへの生暖かい言葉に笑った。てか、おまけコーナの「次のお宝を探しにいくぜ」という台詞といいバズもブレないですね(笑)。

 次はまたランド博士が登場するのかな。そろそろラスボスの気配が見えてきそうですね。どんな展開になるのか、次も楽しみです。

 おまけ……「うん、カッコイイ」バスターキャノンをつけたライガーを見たレオの台詞。レオのこういう「男の子」っぽい台詞が結構好きだったりします。
 
 おまけ2……外れたキャノンの爆発をバックにしたオメガレックスがカッコイイ。