ガンダムビルドダイバーズRe:RISE21話

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 第21話「もういちど飛ぶために」
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 「マントが付いてんだから飛べるに決まってるだろ」←それでいいのだろうか^^; そんな感じで21話です。

 今回は箸休め回というか、割と明るいノリでしたね。とりあえず冒頭のヒナタちゃんが可愛い。キラキラしながら「おふらいんみーていんぐってヤツだぁ」は反則的だった(笑)。

 そのヒナタちゃん。台詞的にGBN=ガンプラバトルって認識している感じがちょっと好きだったりします。たぶんだけど、ヒロトの好きなガンプラバトルという括りで、GBNもその延長線上で考えているんだろうなぁ。なんだろう、言葉での説明はしにくいのですが、ヒナタちゃん自身はそこまで興味はないけれど、ヒロトの大好きなガンプラバトルだから理解している──そんな距離感がいいなぁと。

 オフラインミーティングではジャスティスさんの成長が印象的でしたね。「ちゃんと作戦をだな」なんて、最初の頃だったら絶対に言わなかっただろうしなぁ^^; また、ガンプラの改修をヒロト達に相談するのも良かった。てか、「コアガンダムの構造」を平然と教える(事を了承する)ヒロトも十分凄い気がしますが(笑)。それだけ仲間として良い信頼関係が築けたという事でもあるのかな。

 にしても、まさかここでハロアバターが活躍するとは。メイちゃんに食べさせてもらってる姿は完全にペットですね^^; あとヒロトの「ほんとだな、おいしい」の言い方がちょっとツボでした(笑)。

 後半はヒロトとヒナタちゃん。いやー、もう二人の掛け合いが良かったですね。ヒナタちゃんはほんと良くヒロトを見ているなぁ。ヒロトの内面の変化を、敏感に感じ取っているだと思う。どこかからかうような、それでいて嬉しそうな言い方が素敵でした。一方のヒロトも、不器用なりにヒナタちゃんに感謝の気持ちを伝えるのが、なんとも「らしい」ですね。

 シドウマサキの件が明らかになってからの展開も良かった。「ヒロトは誰かの為に頑張れる人だから」←なんというか、これが一つの答えですよね。そう分かってるからヒナタちゃんはヒロトを止められないし、ヒロトもまた「そうありたいと思う」から止まらない。「ヒナタはミズキさんを」「ヒロトはマサキ君を」二人のこの台詞が印象的でした。というか、今更かもしれませんが、「誰かの為に頑張れる」というのはヒナタちゃんにも言えそうですよね。案外二人は似た者同士な気がする。

 予告からするといよいよゼルトザームとの戦いが始まりそうですね。どういう戦いに、そしてどういう決着がつくのか、次も楽しみです。
 
 おまけ……「アイテムとして耳や尻尾を装備する程度なら簡単だ」メイちゃんの台詞。これは色々と「期待」してしまいますね(笑)。

 おまけ2……フレディの話をきちんと聞いていたり、マイヤ姉ちゃんからご飯をもらったりと、クアドルンがすっかり打ち解けてますね。たぶん、もうフレディ達をただの「種族」として見ることはできないんじゃないかな。

 おまけ3……「もしかして危険って事?」「うん、そうとも言えるかな」ヒナタちゃんとヒロトの台詞。ここで「危険はないよ」と嘘をつかないあたり、ヒロトの誠実さと不器用さを物語ってますね。