ゾイドワイルドZERO38話

ゾイドワイルドZERO 第38話「超古代ゾイド」
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 (お墓を前に)ちょっと前かがみなメルビル少尉があざとい(笑)。そんな感じで38話です。

 いつぞやのホラー回といい、この作品って時々テイストががらりと変わりますよね^^; 「あれ?違うアニメが始まった?」みたいになる時がちらほらとある気がする(笑)。や、個人的には、今回の(冒頭の)アドベンチャー風味のノリは嫌いじゃないですね。なんとも言えない緊張感があったかと。

 今回は野生のゾイドが初登場したわけですが──いや、これはなかなか迫力がありましたね。特にグラキオサウルスとデスレックスのバトルがカッコイイ。てか、あの辺りのシーンは完全にジュラシック〇ークだったような……^^; 前々から思ってはいたけど、制作陣に「怪獣映画」好きがいるに違いない(笑)。

 とまあ、それはともかく。一つ気になったのは、野生のゾイドがワイルドブラスト(?)のような攻撃をしていた事。考えてみれば当然かもですが、別にライダーが乗ってなくても本来(そのゾイド自身が)備えている武装は使えるですよね。でも、これって逆に言えば「人間」は別に必要ないとも捉えられるんじゃ……? 

 人間サイドはよく「ゾイドと共存」と言うけれど、当のゾイドからしたら「共存は人間が勝手に言ってるだけ」で実は別にいなくてもいい存在、みたいな? 一応、石化している状態を発見して復元しているのは人間ではあるのだけど……。うーん、これは案外根の深い問題な気もしますね。まあ、ライガーやガトリングフォックスがそれぞれのライダーを信頼しているのは間違いないですし、あんまり気にする事でもないのかな。

 にしても、まさかここでコンラッド博士の足跡を知ることになるとは思ってなかったですね。なんとなくだけど、博士は生きているんじゃないかなと思ってます。例えばタイムワープで別の時代に飛ばされた、みたいな? というのも、今回の話を見ていて「タイムワープが複数回起きている」可能性がありそうなんですよね。

 描写的にはまだ不確かですが、恐竜時代の隕石(?)がタイムワープで落ちてきた科学船(もしくはそれに類するモノ)で、130年前の落ちてきた船は別物とか、あるいは「2回目のタイムワープ」だったみたいな展開もありそうかなと。まあ何にせよ、現状だと130年前の科学船及びイレクトラゲイト一派と恐竜時代のゾイドコアの繋がりが見えないので、何かしら「からくり」はあるんじゃないかなとは思ってますね。

 今回はライガーVS象のゾイドも。いやー、ライガーの戦闘シーン久々ですね^^; ブレードを使ったのはいつぶりくらいだろう(笑)。

 長くなってきたのでこの辺で。予告からするとイレクトラゲイト派の事が少しは判明しそうですね。明らかに人間じゃなかった気がするのだけど^^; ともかく、次も楽しみです。

 おまけ……うっかりCMが目に入っちゃって……盛大なネタバレを喰らった気がする^^;

 おまけ2……新EDラストのサリーが凄く積極的だった(笑)。かわいいかわいい。