ガンダムビルドダイバーズRe:RISE19話

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 第19話「君がいなければ」
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 誰かと思ったら(友達は)カイ&ハヤトだったのか(笑)。そんな感じで19話です。

 今回はヒロトの過去回でしたね。色々と書きたい事はあるけれど、まずは冒頭。このシリーズはヒロイン達にプチッガイ(ベアッガイ)を作らせる決まりがあるのだろうか(笑)。まあ、初心者におすすめしやすいという事かな。 

 それはともかく。ここでGPD(実機を使ったガンプラバトル)が出てくるとは思ってなかったですね。後のコアガンダムに繋がるようなバトル展開が熱くて面白い。てか、ヒロト、GPD時代からガンプラバトルしていたんですね。’(その時点で)店長にも一目置かれている辺り、これまでの作中での活躍も納得です。年齢的には前作主人公のリッ君とあまり変わらないはずだけど、経験値が段違いというか──劇中で見せた対応力の高さはずっとガンプラバトルをしてきたからこそなんだろうなぁ。や、逆に言うと(前作における)リッ君の成長速度がヤバい気もするのだけど(笑)。

 今回はイブとの出会いも。まさか初日に会っていたとは。この辺りもリッ君と同じですね。リッ君と同じように出会い、同じようにGPNで過ごして、でも結末だけは違っていて……分かってはいたけど、ヒロトは「彼女を救えなかった」というリッ君にとってもあったかもしれない未来を生きているんですよね。しかも、目の前でリッ君がサラちゃんを助ける場面を見せつけられるとか……これは辛いなぁ。

 ただ、今回のイブの行動──サラちゃんっぽい子達のサルベージ(?)を見ていると、イブの消滅が(前作ヒロインとしての)サラちゃんを生み出した可能性もありそうなんですよね。詳しい時系列がわからないのであくまでも妄想ですが、たくさんのサラちゃんっぽい子達のデータを持ったイブが消滅(データの海へと帰る)→そうしてデータとして揺蕩っていた状況からサラちゃんが生まれた、みたいな? いや、まあ、仮にそうだったら、ヒロトが切なすぎるのだけど……。

 とまあ、妄想は置いておいて。ヒロトとイブの交流が良かったですね。二人でGBNの世界を回って、色々な事を体験して、一緒にガンダムを完成させて──や、これは良いヒロインだった。途中の「ヒロトの好きっていう思いがこの子の心になったんだよ」という台詞が凄く好きだったりします。

 今回の感想はこの辺で。予告からするといよいよヒロトの過去の核心に触れそうですね。果たして何があったのか……。なんにせよ、次も楽しみです。

 おまけ……ヒロトの後ろで我関せずガンプラを眺めているヒナタちゃんがかわいい(笑)。

 おまけ2……「フォースに入ってみない?」イブの台詞。たぶんだけど、これは自分がいなくなった後のヒロトを心配したんだと思う。一人にならないように、と。