ガンダムビルドダイバーズRe:RISE9話

ガンダムビルドダイバーズRe:RISE 第9話「隔絶の淵から」
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 照れるパル君、乙女かな(笑)。そんな感じで9話です。

 「自分が余裕があるときは相手のために頑張る」冒頭のヒナタちゃんの台詞が印象的でしたね。振り返ると、今回はこれが1話通してのテーマだったのかな。まあ、ヒロトパパがダークマターを作り出しているのはともかくとして^^;

 さて、色々と書きたいことはあるけど順番に。まず思ったのはジャスティスさんの変化ですね。人当たりが良くなったというか、周りを見るようになったというか──中でもフレディに対していった「今日のミッションの後、手伝いにいってもいいぜ」が彼の成長を感じさせます。

 たぶんだけど、7話で少し吹っ切れた事で、心に余裕が出てきたんじゃないかな。冒頭のヒナタちゃんの台詞で考えるなら、心にゆとりが生まれた事で(ジャスティスさんが)周りに目を向けれるようになったのだと思う。なので、これからいいムードメイカーになりそうですね。てか、ジャスティスさん「海の男」なのか(笑)。

 一方でヒロト。今回はヒロトの心情も描かれていましたね。恐らくですが、ヒロトが「一人でやろうとする」する背景って、要は「諦め心」があったという事なんじゃないかな。あるいは「他人に期待できなくなった」とも言えそう……?

 (自分の解釈が間違っていないのなら)あの回想シーンはヒロトは仲間と協力してボーナスボスを倒そうとしたのに、肝心の仲間たちが乗り気じゃなかった(逃げた?)ことで、結局最後まで一人で戦うしかなかった──という認識でいいはず。で、それがトラウマになって(もしくはそのあとも似たような経験をしてるのかも)、現在の「一人でやるほうがいい事もあるだろう」に繋がってるのかな、と。うん、たぶん、きっと、それでいいはず(笑)。や、正直な所を言うと回想シーンは若干分かりにくかった気がします^^;

 と、それはともかく。見ていて気になったのですが、この事自体ががヒロトが「笑わなくなった」直接の原因とは思えないんですよね。(前作ラストの)第2次有志連合戦で何かがあったのは間違いないだろうけど、「一人でやるほうがいい事もあるだろう」という考え方はもっと前からあった? うーん、これはまだ何とも言えないのですが、イブと出会う→交流を重ねる→今回の回想の件で「ソロ思考」になっていく→イブとすれ違いが起きる→第2次連合戦で何かがあってイブとの別れがあった、みたいな流れなのかも? イブとの別れがあった=ソロ思考になったではないと思う。

 まあ、これ以上考えても混乱するので別の話題へ^^; いよいよ始まったミッション。敵の強さに苦戦するヒロト。あくまで一人でやろうとするヒロトに、メイちゃんが乱入してからの展開が熱かったですね。メイちゃんキックで目を覚ます(違)ヒロトが、改めて仲間達と協力していくのが良かった。ノリノリのジャスティスさんやそれに合わせるパル君など、一気に場の雰囲気が明るくなりましたね。

 ミッション終了で和やかなムードからのゼルトザーム登場。まあ来るんだろうなぁとは思ってた^^; が、今回はそんな事(笑)よりラストのメイちゃんに持ってかれた感がスゴイ。メイちゃんの正体は前作でいうサラと同じGBN内で生まれた電子生命体エルダイバーだった、と。や、なんとなくそうかなとは思ってたのですが、まさかMS形態まであるとはビックリですね。名前は(前作に倣って)モビルドールメイなのかな(笑)。きっとまたどこぞのお兄さんが作ったんだろうなぁ。

 長くなってきたので、この辺で。予告からするとお祭り回かな。ずっと戦ってばかりですし、のんびりした展開になりそうですね。エルダイバーとわかったメイちゃんとヒロト達がどう交流していくのかも含めて、次も楽しみです。

 おまけ……「ヒロトの心が求めていなかったこと」「たった一人で、ただ戦うだけの戦いを」「誰かを思いながら、誰かのために戦いたい人だと思うから」イブの台詞。ヒロトの本来の性質を分かりやすく表わしてる台詞だったかと。

 おまけ2……持ち回りフレディ(笑)。これは今後メイちゃんや、パル君と一緒に乗ることを期待してもいいんですよね(笑)。