戦姫絶唱シンフォギアXV11話

戦姫絶唱シンフォギアXV 第11話「ハジメニコトバアリキ」
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 翼の「あいったー」がかわいい(笑)。そんな感じで11話です。

 終盤という事もあり色々と明らかになりましたね。事の発端はカストディアン(あるいはアヌンナキ)達の対立にあったと。元々地球を舞台に命を作ったり生命を進化させたりと色々とやっていたエンキ達だったけど、その中においてシェムハが反乱──自身を言語として置き換えることによって無限の命を得たシェムハを封印するためバラルの呪詛を完成させた。

 ──うん、人類からすると割とトバッチリというかなんというか^^; (シェムハを封印したとはいえ)あっさり地球を放棄するあたり単純にエンキ達を「良い神様」とは言えないですよね。地球はほとんど見捨てられてる状況ですしね。……まあ、「創造主なんてそんなもの」と言われれば返す言葉もないですが(笑)。

 それと気になるのはシェムハの目的ですね。エンキ曰く「権力と力を掌握する」ためらしいけど、「何のために?」というのは語られていないですし……何かしらやりたい事があったからこそ反乱に至ったとは思うのだけど。あと、少し勘違いしかけましたが、人類がユグドラシルの端末として設計されたのは、シェムハ関係なさそうなんですよね。なので、今回ユグドラシルを使って5000年前の文明に戻すのは、更にその先にある目的のための前段階なんじゃないかなと。

 とまあ、設定関係はこの辺で。月での出来事。話からするとヴァネッサ達3人は月遺跡の破壊が目的だったんですね。これは翼の先走りがなかったら結構ヤバい事になってたんじゃ……。ある意味で僥倖ですね。

 にしても、マリアさんが完全に「OTONA」の仲間入りですね。まだ本調子じゃない翼との掛け合いが良かった。頼れるお姉さんって感じです。ちなみに、「空気はある。むしろおいしい」の言い方がちょっとツボだったり(笑)。

 翼マリアVSミラアルクはミラアルクの戦い方が結構好きかも、いかにも吸血鬼って感じですね。オープンバットに笑って、月に代わってお仕置きしそうなセリフに吹いた(笑)。まあ、初披露のマリアさんのアマルガムも負けず劣らずというか、あれって電気が奔ってバチバチってなるやつですよね^^; トンデモ具合は調といい勝負かもしれない。

 ラストは各地にユグドラシルが屹立。装者は月にいるけど案外あっさり帰ってきそうな気もしますね(笑)。エンキの腕であるアガートラムが地球で発見さてたということは何かしらの転送手段があるはずですし。さすがに(エンキの腕が)宇宙を流離って地道にやってきたという事はないはず^^; なんにせよ後2話、どんな展開になるのか次も楽しみです。

 おまけ……VSミラアルク。マリアの歌バックで翼が戦ってるシーン。その間マリアさんが歌いながら待機しているのって、冷静に考えるとシュールですね^^;

 おまけ2……10話でシェムハの本体を見た時に「誰かに似てる」と思ってたのですが、あれだ、スパロボJのシャナ・ミアだ(笑)。

 おまけ3……「だが誇りは、いつか蘇る」翼の台詞。「誇りは消えない」みたいな台詞は良く聞きますが「蘇る」というのは珍しくてなんだか印象に残ってました。結構好きな言葉かも。