RAIL WARS!2 豊田巧 クリア文庫 2012年6月1日
- 作者: 豊田巧
- 出版社/メーカー: 創芸社
- 発売日: 2013/07/30
- メディア: Kindle版
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優良企業國鉄に就職に就職するための実地研修・学生OJTに参加した高山直人。しかし、運転手になりたい彼が派遣されたのは鉄道の安全を守る鉄道公安隊だった。個性的なメンバーに振り回されつつもなんとか日々を過ごす直人。そんな彼が所属するけーよんの次の仕事は、来日している国賓ベルニア王子を北海道まで護衛することだった。
運転手を夢見る少年高山と、彼がであった仲間たちが活躍する『RAIL WARS』その2冊目です。今回もなかなか面白かったですね。
前巻同様に主役4人がよかった。トラブル好きな桜井と岩泉、記憶力抜群の小梅。主に桜井と岩泉に振り回される高山だけど、それでもいざというときに頼りになるリーダーといった感じですね。格好いい。あと乱闘騒ぎになるとイキイキしだす岩泉が結構好きだったりします(笑)。
ベルニアについてはある意味お約束ですね(笑)。個人的には、最初はベルニアにいい印象持っていなかった高山が、(ベルニアが)電車好きだと分かった途端に意気投合したのには笑った。
ストーリーも良かったです。特に後半の盛り上がりが素敵。とある人物が来たときは思わず「おおっ」となりました。そんな感じで今回も楽しめました。これからも楽しみです。
印象に残った台詞(以下反転・割と大きなネタバレです)――「どうした高山、桜井。死ぬ気か?」――ピンチの二人を助けにきた五能隊長の台詞。まさかの方法で登場した隊長。このシーンを読んだときはテンション上がりましたね。隊長が格好良すぎる。