僕と彼女のゲーム戦争2

僕と彼女のゲーム戦争2 師走トオル 電撃文庫 2011年11月10日

☆☆☆☆☆☆
 転入先の高校で、ゲーム部こと現代遊戯部へと入部した岸峰健吾。すっかりゲームの魅力にはまった岸峰。しかし現代遊戯部には部員が足りないという問題があった。大会に出るためにもあと一人が必要。そんな彼らのもとに現れたのは……。
 本好きの少年がふとしたきっかけでゲームをする現代遊戯部へと入部し、仲間たちと活躍する物語『僕と彼女のゲーム戦争』その2冊目です。今回もなかなか面白かったですね。ちなみに既読です。
 今回はツンデレ金髪ロリッ娘少女杉鹿まどか(18)登場です(笑)。まあ登場自体は前回からしてましたが。それはそうと杉鹿に入部してもらうためにゲームをする展開が良かったですね。最初は勝負(といってもゲーム自体は4人協力プレイですが)のつもりで始めたゲームだけど、気が付けばそんなことも忘れて夢中になっていく杉鹿が素敵です。「ロスプラ2」は少しだけ遊んだことがあるのですが、読んでいて久々にやりたくなりました(笑)。
 それにしても口ではなんだかんだと文句を言いながらも、部活での活動を楽しんでいる杉鹿が可愛すぎる(笑)。よいツンデレだ。
 後半の展開も良かったですね。とあることからJGBCチャンピオンの権田原さんこと<宵闇の魔術師>と戦うことになるのですが、これが熱い熱い。チャンピオンの強さにしびれつつも、岸峰たちもチームの力を結集して立ち向かっていく姿が良かった。あと個人的には権田原さんが好きだったり(笑)。
 次は3巻。まだ既読ですが、今度も楽しみです。