僕と彼女のゲーム戦争

僕と彼女のゲーム戦争 師走トオル 電撃文庫 2011月10日

僕と彼女のゲーム戦争 (電撃文庫)

僕と彼女のゲーム戦争 (電撃文庫)

☆☆☆☆☆☆
 本を読むことが大好き岸峰健吾は、とあることから数年前まで女子高だった高校に転入することになった。相変わらず本を読んで過ごしていた岸峰だったが、ある日現代遊戯部の顧問・瀬名に強引に部室へ連行されてしまう。そこで初めてゲームに触れた岸峰は、思わぬ才能を発揮して――。
 本好きの少年がゲーム部に入りゲームの楽しさ知っていく『僕と彼女のゲーム戦争』です。ちなみに5巻までは既読です。さっそく感想。これはなかなか面白かったですね。
 まず登場人物たちがみんな魅力的ですね。ゲームは初心者の岸峰と、学園の生徒会長でゲーム好きの天道、ちょっぴり変な人だけどゲーム好きで解説好きな瀬名先生、この三人の掛け合いが良かったですね。特に瀬奈先生が好きかも。なんというか賑やかな感じです(笑)。
 肝心のゲーム部分も面白かったですね。主人公である岸峰は集中するとゲームの登場人物と一体化するという特技があるのですが、それがいい味だしているかと。読んでいてゲームがしたくなります(笑)。
 5巻までは既読ですが、再読しつつ感想を書いていこうかと。次も楽しみです。