ダンボール戦記ブースト

 ダンボール戦記ブースト PSP

☆☆☆☆☆☆
概要
 自分だけの小型ホビーロボットLBXを作り、バトルに勝利しろ! 少年山野バンが手にしたのは謎のLBX・AX-00。そのLBXを狙う謎の組織イノベーター。少年がAX-00を動かしたとき、世界を巻き込む大きな戦いが始まった。
感想
 アニメ化もされ現在もシリーズが続く『ダンボール戦記』、その初代ダンボール戦記にプラス要素を加えた作品『ダンボール戦記ブースト』です。これはなかなか面白かったですね。ちなみにPSP版をPSVITAでプレイ。

 なんといっても自分で小型ロボットLBXをカスタマイズして戦うのが楽しいですね。テンションゲージがなくなると攻撃力が激減したり、連続攻撃ができたりと、バトルはまさにアクションゲームといった感じです。

 ちなみに普通にストーリーをクリアするだけなら、どんな機体でもいけるので趣味に走ることができるかと。自分は西洋甲冑みたいなフォルムのズールが好きだったので、プレイヤーキャラの一人が最後まで愛用してました。またもっている武器(剣や槍、銃など)でアクションが変わるのも良かったですね。とくに視点も変わるスナイパーライフルが結構爽快でした。

 ストーリーも個人的には好印象でしたね。たしかに「すべてがLBXバトルで決まる世界観」は突っ込みどころが満載ではあるのだけど、それでも新しい機体を手にしたり、仲間とともに大会にでたりする展開が好きでした。

 最後に不満点について。面白く遊べている反面、不満点もちらほらありました。とくに一番に思ったのはお使い要素が多いということ。ストーリーにせよ膨大な量のクエストにせよ「○○に行って何々を用意する→バトル」といった展開がほとんどで、やっていて段々と飽きてくる部分も。また多くのやりこみ要素の解放条件がストーリーのクリアということも、個人的には不満点でした(どちらかというとストーリーの終わりをゲームの区切りにしたいほうなので)。

 まとめ。不満点もありますが、LBXを集めたりバトルをするのが楽しくて、十分に楽しめた作品でした。