バカとテストと召喚獣(8)

バカとテストと召喚獣(8) 井上堅二 ファミ通文庫 2010年9月1日

バカとテストと召喚獣8 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣8 (ファミ通文庫)

☆☆☆☆☆☆☆
 玲の提案で吉井家に泊まることになった瑞希。降ってわいたいきなりの同棲生活。しかし、それは同時にばれたら最後の地獄への道でもあった。そして当然のごとく皆にばれた明久は……。
 『バカとテストと召喚獣』通算11冊目です。今回もとても面白かったですね。
 なんていうか瑞希さんがちゃんとヒロインしている(笑)。吉井家でのあれこれには思わず笑いがこみあげてきたり。姫路さん、可愛いですねー。
 一方、ストーリーも面白かったですね。この作品っていつも勢いがあるなーって思いながら読んでいたのですが、今回はまさにその勢いだけで突っ走っていったといえる巻だったかと(笑)。誤解が誤解を生んでいくなんだかカオスな展開に、気がつけば一気に読み終えてました。なんていうか、すごい(笑)。
 そんな感じで今回も楽しめました。続きにも期待です。