星図詠のリーナ(3) 川口士 一迅社文庫 2010年8月1日
- 作者: 川口士,南野彼方
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2010/07/17
- メディア: 文庫
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リーナ達は姉のパルヴィと共に、海図を学ぶため隣国ビクラードへ向かっていた。いつもとは違う、苦手な姉といっしょの旅にリーナは窮屈さを感じていた。さらに無事隣国へ着いたリーナ達を待っていたのは、遠まわしに海図を学ばせないとするビクラートの思惑だった。
『星図詠のリーナ』その3冊目にして最終巻です。今回もなかなか面白かったですね。
リーナの姉であるパルヴィが良かったですね。海図を教えたくないビクラードの意図を読み取ったり、それを踏まえての対策を練ったりと、リーナとは別の意味で王女らしくないですね。あと、そのリーナとも関係も、なんていうか不器用だなーと思わせる部分があって、それが印象的でした。また、それぞれが活躍するストーリー自体も楽しめました。
今回で一応一区切りとのことで、本音を言えばこれで終わりというのは残念なのですが、全巻通してマッピングファンタジーとうものを堪能できました。