バカとテストと召喚獣(7)

バカとテストと召喚獣(7) 井上健二 ファミ通文庫 2010年1月7日

バカとテストと召喚獣7 (ファミ通文庫 い 3-1-9)

バカとテストと召喚獣7 (ファミ通文庫 い 3-1-9)

☆☆☆☆☆☆☆
 夏休みも終わり学園最初の行事・体育祭が始まろうとしていた。新学期早々に抜き打ち持ち物検査によって所持品を没収された明久たちは、体育祭の一競技・生徒VS教師交流野球で復讐を考えていたが、野球は召喚獣を使ったものになり……。
 『バカとテストと召喚獣』その9冊目です。今回もとても面白かったですね。
 今回は体育祭、そのなかでも召喚獣を使った野球がメインのお話かと。相変わらず明久たちFクラスの行動は楽しいですね。特に序盤、姫路さんに説得されて「堂々」と行くあたりが(笑)。あと、二人三脚のペア決めとかも。
 それはそうと 野球のほうも面白かったですね。召喚獣を使った野球ならではの展開が楽しい楽しい。とくに常夏コンビのいる3−Aとの試合は笑いがとまらなかった。また、終盤は終盤で なかなか熱い展開が待ってましたね。明久と雄二の信頼関係が見えて、すごく格好良かったです。この二人のコンビはやっぱり好きだなー。
 ラストでは、あの二人のやり取り(挿絵付き)が素敵ですね。「なんという、策士」だ(笑)。
 そんな感じで、最初から最後まで楽しめました。