モンスターハンター(4)

モンスターハンター 疾風の翼4 氷上彗一 ファミ通文庫 2009年6月11日

モンスターハンター 疾風の翼 4 (ファミ通文庫)

モンスターハンター 疾風の翼 4 (ファミ通文庫)

☆☆☆☆☆☆
 ナルガクルガ討伐から4年。ドンドルマの街で謎の連続爆発事故が多発していた。その背後には大型のモンスターが関与しているという噂もあり、テアンとマディリアの2人は真相を確かめるべく調査を開始する。そしてとある大剣使いからもたらされた情報から浮かび上がってきたモンスターは、炎を纏いし古龍――テオ・テスカトルだった。
 「モンスターハンター」のノベライズ「モンスターハンター 疾風の翼」その4冊目。今回もなかなか面白かったです。
 今回はドンドルマを守るための防衛戦ということで、たくさんのハンターとテオ・テスカトルとの戦いになるわけですが、いろいろと「キオ編」の3巻を彷彿とさせますね。ハンターたちが情報がほとんどない相手に対して手探りしながら戦っていく展開が良かったですね。そういえば「キオ編」といえば、今回登場のナイスな大剣使いが素敵。相変わらずな性格で、元気そうです(笑)。
 次はクライマックスらしいですが、どういう展開になるのか、続きも楽しみです。