トルネード！

トルネード！　伊吹秀明　HJ文庫　2009年4月1日

トルネード! (HJ文庫)

☆☆☆☆☆☆　
格闘オタクの葉桜英斗はストリートファイトに明け暮れる日々を送っていた。そんなある日、「トルネード」と呼ばれる凄腕ファイターの存在を知る。当然興味をもった英斗はそのトルネードと接触をはかるが、なんとその正体は自分が住みこみで働いている円乗寺家の次女・七味だった。彼女は逆立ちして戦うカボエラの使い手で・・・。
　格闘技アクションラブストーリー『トルネード！』です。これはなかなか面白かったですね。
　ストーリーは、ストリートファイトに明け暮れていた英斗がトルネードと呼ばれる凄腕のファイターの正体を知るところからはじまって、流れから学校内で学園最強決定戦をおこなうことになる、そんなお話かと。ヒロインがスカートで逆立ちして戦うので、アレだったりするお楽しみ要素もありつつ（笑）、基本は熱いバトルアクションだったかと。数々の戦いは読んでいて楽しいですね。
　特にあの「彼女」が意外な展開を見せ始めた後半は、どうなるんだろうとドキドキしながら読んでいました。
　続きもありそうなので、今回 途中から見せ場がなくなってしまった感のある英斗の活躍も含めて、今後が楽しみです。