モンスターハンター(3)

モンスターハンター 疾風の翼3 氷上彗一 ファミ通文庫 2009年3月12日

モンスターハンター 疾風の翼 3 (ファミ通文庫)

モンスターハンター 疾風の翼 3 (ファミ通文庫)

☆☆☆☆☆☆
 テアンがマディリアと組んで1年が過ぎた。確実にキャリアを積み技術的にも装備的にも成長したテアン。そんなある日、2人は謎のじいさんから、とある若いハンターの案内と手伝いを依頼される。周りを見返したいと意気込むそのハンターの名前はホルト。彼は、ギルドでもいまだ調査段階の飛竜ナルガクルガを狩ると言い出して・・・。

 大人気ゲーム「モンスターハンター」のノベライズ『モンスターハンター 疾風の翼』その3冊目です。今回もなかなか面白かったですね。今回の標的は素早い動きでハンターを翻弄するナルガクルガです。
 さて。相変わらず楽しめたわけですが、この作品って結構感想が書きにくいんですよね(苦笑)。まあ、自分の力不足なのだけど。それはそれとして、今回から登場のホルトがなかなかいい感じでしたね。こっそりとテアンに対抗意識を持っていたりして、口は悪いですがなんだか憎めません。しかも、今回はテアンよりもある意味主人公らしかったような気もします。
 ナルガクルガを相手にしての狩りも良かったですね。まだ調査段階の相手に対して手探りでやっていく感じが印象的でした。
 次は、あの大剣つかいも登場するということで、続きも楽しみです。