グロリアスドーン(8)

グロリアスドーン(8)少女は粉雪に踊る 庄司卓 HJ文庫2009年2月1日

グロリアスドーン8 少女は粉雪に踊る (HJ文庫)

グロリアスドーン8 少女は粉雪に踊る (HJ文庫)

☆☆☆☆☆☆
 UNbAR主催の慰安旅行で、ティセたち一行は温泉旅館へとやってきた。スキーや温泉に大はしゃぎの一行。しかし、そんな彼らに「メリグナントクラフト」が送った新たなる脅威「月光三兄妹」が迫っていた。そして「失踪したお前の父親について教えたいことがある」と言われた広大は・・・。
 「グロリアスドーン」8冊目です。今回もなかなか面白かったですね。
 今回は温泉回ということで、いろいろとお約束な展開が楽しかった。まったりとした雰囲気が素敵。序盤の挿絵つきの3姉妹が可愛いですね。
 そんな感じで、温泉でわいわいする話なので、メインのストーリーには動きがない・・・かと思えば、実はそうでもなかったですね。むしろ、重要なこと(もしくは人物)がすこしずつ動き出している様子。今後の展開が楽しみですね。とくに、割と重要そうなポジションにいたように思えるのに、今まであまり関わってこなかった「彼女」の動向が気になります。ともかく、続きにも期待です。