グロリアスドーン(7)

グロリアスドーン(7)少女は剣を振るう 庄司卓 HJ文庫 2008年10月1日

グロリアスドーン7 少女は剣を振るう (HJ文庫)

グロリアスドーン7 少女は剣を振るう (HJ文庫)

☆☆☆☆☆☆
 チェーンソーに酷似したスペースシップ「メリグナントクラフト」。彼らはbioクラフトの敵・文明の破壊者だった。一方、bioクラフトとの共存をよく思わないHELLO代表のロングが、イモータルヌーンに会見を申し込んできた。そして、彼らが会見の場所として選んだのは――。
 人類が接触した地球外生命体「bioクラフト」とそのパートナー達が活躍する『グロリアスドーン』その7冊目です。今回もなかなか面白かったですね。
 まず、序盤のほのぼのとした展開が楽しかったですね。とくに「11歳の彼女」のアレな話は思わず吹きそうになりました。イラストもいい感じです。
 メインとなるストーリーのほうは大きく動いていきそうな気配はあるのですが、まだなんとも言えない感じですね。とりわけイモータルヌーンの真意が読めない。それとHELLOのロングさんがちょっと可哀そうなことになってるような・・・。でも、今回の件で、今後 HELLOにちょっとした変化がおこったりするのかな。
 そういえば、2巻くらいのときに「スペースラブストーリー」ってありましたが、少しずつそんな展開が期待できそうな雰囲気になってきてるかと。その辺がちょっと楽しみだったりします。なので、続きも期待です。