鋼殻のレギオス(11)

 鋼殻のレギオス11 インパクト・ガールズ 雨木シュウスケ 富士見ファンタジア文庫 2008年12月25日

☆☆☆☆☆☆
 レイフォン・アルセイフ。顔よし、性格よし、おまけに小隊のエースでもあるハイスペックな男。そんな彼をとりまくのはやはりハイスペックな彼女たち。これはそんなレイフォンをめぐる彼女たちの物語。
 アニメも始まり、いろいろと好調の『鋼殻のレギオス』その11冊目です。これはなかなか面白かったですね。今回も短編集です。短編なので以下それぞれ簡単に感想。
 「バンピー・ホット・ダッシュ」・・・うーん、一言でいうならレイフォンに男友達ができる話?エドがんばれ(笑)。
 「ザ・インパクト・オブ・チャイルドフッド」・・・メイシェン主役な話……なのだけど、リーリンの存在感が強すぎるなー。とはいえ、メイシェン頑張ってます。
 「ザ・インパクト・オブ・チャイルドフッド02」・・・ニーナさんがいろいろと大変なお話(笑)今回のなかでいちばん好きなエピソードですね。爆笑。あれなニーナさんが素敵すぎる。
 「ザ・インパクト・オブ・チャイルドフッド03」・・・赤点とってしまいフェリ焦るな話。なんとなく展開は見えるんだけど、それでもあれこれと悩むフェリの姿が印象的でしたね。
 「ハッピーバースデー」・・・レイフォンたちに関する過去の話を交えながらすすむエピソード。現代のほうの話は普通にいい話でしたね。能力の使い方が間違っていると言えなくもないシャーニッドやフェリの姿に思わずクスリ。で、過去のほうはいろいろと重要そうな部分ではあるのですが、まだこれだけじゃ判断しきれないですね。そのあたりは今後に期待です。なので続きも楽しみです。